2018年12月30日日曜日

今年も一年ありがとうございました!

2018年も無事終わる事が出来ました。

もちろんピクセルにとっても大きな一年でありましたが、私代表佐々木にとっても、人生で最も濃い一年となりました。

Mr.ドットマン


始まりは1/27のMr.ドットマンinSENDAI。
昨年から蒔いていた種とは言え、様々な事がここから大きく動き出した気がします。



Mr.ドットマンこと小野浩さんを始め、源平討魔伝などでお馴染みの中潟憲雄さんのナムココンビ、昨今のファミコン新作やレトロゲームブームの牽引者とも言えるRIKIさん、ラジアメレジェンド大橋照子さんと言う、今思うととんでもない豪華ゲストを冬真っ只中の仙台に呼んでしまったと言う暴挙。
しかも寒い中、小野さんには仙台のローカル番組生中継にご出演いただきました!
ムネ(さとう宗幸)さんと小野さんのやり取りはなかなかレアなのではないでしょうか?


しかしこの季節に開催したお陰で、食わず嫌いだった牡蠣の美味しさに目覚めました😅
(その時の様子はゲームラボ特別復活号のRIKIさんの記事にチラッと掲載されています)


https://pixel.official.ec/items/14660323

そしてその後、大阪でのMr.ドットマンイベントが決定していたため「話題のネタにでもなれば」程度に始めた「ドットの拳GIGA」は同人作品として商品化し、ゲーレジェデビュー。
11月のゲーレジェで販売した「ドットの拳GIGA/BLACK」ではさらにゼビウス、ディグダグ、ドラゴンバスターなどのコンポーザー、慶野由利子さんに特別参加いただきました。

今でも終わっておらず、実は今後の展開に向けて脈々と続いています。


また同じく11月のゲーレジェにて、小野浩さんのこれまでの功績を記録した本が発売されたのですが、ピクセルは表紙を担当させていただきました。
Mr.ドットマンの仕事、そしてナムコやアミューズメントの歴史など、物凄い情報量の書籍です。

こんな歴史的な仕事に携わらせていただき光栄に思います。



2019年は小野浩さんドット絵人生40周年!!
またすごい一年になりそうです。


エメラルドドラゴン原画展


そして9月15日と16日の2日間に渡って開催された「エメラルドドラゴン原画展」。
東京での初主催でしたが、お陰様で大盛況のイベントとなりました。



木村明広先生の案でご出演いただいたシークレットゲスト、声優・保志総一朗さんの途中出場に、皆様驚かれた事と思います。そしてお二人の息の合った素晴らしいトークで会場を盛り上げて下さいました。

エメラルドドラゴンは私がPC-8801を買う(買ってもらう💧)キッカケとなった、レトロPCゲーマー、またはコアなPCエンジンユーザーならほとんどの人が知っているであろう、ビジュアルやストーリーがその後の作品に影響を与えたであろう名作です。

今回のイベントのためにPCエンジンのパッケージで有名な「祈りの丘」のタムリンを描き下ろしていただいたり、様々なグッズを制作させていただいたり、1ファンとして信じられない日々でした。

そしてまさか原画は前日まで弊社の事務所(仙台)にあったと言う・・・
猛暑、湿気など、空調管理にはかなり気を張りました・・・

なんとエメドラも来年30周年と言う節目!!
何か起きるかな???


ホーギーヒュー


そして今年、ピクセル名義としては初のSTG「ホーギーヒュー」が発売されました。


PCパッケージ版のご購入はこちら

App store

音楽に元コナミ矩形波倶楽部の古川もとあきさん、キャラクターデザインにKOUさんなどを迎え、様々なクリエイターに支えられて出来上がった、可愛いけれど難しい、懐かしいけれどちょっと新しい、ドット絵によるシューティングゲームです。

その発売を記念して、10/20と10/21に吉祥寺でイベントを行いました。
今作に携わっていただいた古川もとあきさんKOUさんを始め、深見誠一さん、TECHNOuchiさんと言う元コナミサウンドチームがトークゲストとしてご出演くださいました!

1日目はホーギーヒューの制作過程のお話。
2日目はコナミ時代のマル秘トーク。

と言う構成。
TECHNOuchiさん渾身のスライドによるかなり深〜いコナミトークには、ファンの皆様も大満足だったのではないでしょうか?

また両日共に、古川もとあきさんによるギターミニライブを行っていただきました。
狭い会場でしたので、かなりの至近距離で古川さんの演奏を体験出来るまたとない機会と言うこともあり、無名のゲームのイベントにも関わらず多くのお客様より肯定的なご感想をいただき、心より嬉しく思います。



今年のイベント事業を大きく分けるとこの三つになるのですが、ここには語り尽くせないほどたくさんの出会いがあり、感動がありました。
レジェンドと呼ばれる皆様を始め、本当に善い人ばかり(裏の顔までは存じあげませんが😅)で、ご来場いただいたお客様、スタッフ、家族も含め、人に恵まれているとつくづく思います。
必ず毎月1回以上は人生最大級の感動があった一年だったと思います。

ホームページなどにもしつこく書いている事ですが
「文化としてのゲーム」
「アートとしてのゲーム」
「レトロゲーム=ゲーム業界のクラシック、としての位置づけ」
という想いを抱き、ひたすら愛と情熱とリスペクトだけで突っ走って来ました。
その結果、ご迷惑をお掛けしまった場面も多々あるかと思います。

たくさんの人が同じような想いを持ち、ビジネスにしていたり趣味にしていたり、それぞれの方法で行動に移しています。
この業界でその上が見当たらないような方々と接する機会も増え、自分の小ささを目の当たりにしながら「自分がやらなくても良いのではないか?」と立ち止まりたくなる時もありました。
イベントをやるたびにいただく感謝の言葉を思い出すと、まだまだ自分にしかやれない事はある気がします。

「ピクセルに関わっていると、なんか楽しい」

少しはそれに似たお言葉をいただける機会が増えた事を、誇りに思います。

これからも色々とご迷惑をお掛けする事もあるかも知れませんが、どの行動にも少なくとも悪意はありませんので💧、「またやってるよ」くらいに流していただけますと幸いです。



ピクセルに関わってくださった皆様、本当にありがとうございました!!

来年もどうぞよろしくお願いいたします。